注射

    注射

    当院で行っている主な注射治療

    当院では、患者さまの症状や疾患に応じて適切な注射治療を行っています。経験に基づいた技術で、最善の治療を提供いたします。

    注射治療の対象疾患

    ばね指、ドケルバン病、足底筋膜炎

    • 治療内容
    腱鞘内にステロイド(ケナコルト)を注射します。
    ステロイドは強力な抗炎症作用があり、症状の改善を目的に使用します。

    五十肩(肩関節周囲炎)

    • 治療内容
    ステロイド(ケナコルト)注射を行います。
    ※ヒアルロン酸注射を行うことは少ないです。

    頸部後方の疼痛・張り(いわゆる肩こり)や寝違え

    • 治療内容
    以下の注射を単独または併用して実施します:
    • トリガーポイント注射
    • 肩甲背神経ブロック(大菱形筋・小菱形筋・肩甲挙筋に対応)
    • 肩甲上神経ブロック(棘上筋・棘下筋に対応)
    ※患者さまの許容に応じて、複数箇所に注射を行うこともありますが、手技料金は1箇所分のみいただきます。

    変形性膝関節症

    • 治療内容
    • ヒアルロン酸ナトリウムを関節内に注射します。
    • 必要に応じて、ステロイド関節内注射を行うこともあります。
    ※ヒアルロン酸注射は、関節の動きや保護、炎症の抑制を目的に使用します。

    腰痛

    • 治療内容
    症状や原因に応じて以下の注射を行います:
    • 傍脊柱筋注射
    • 椎間関節注射
    • 仙腸関節注射
    • 殿筋注射
    • 仙骨裂孔ブロック
    ※注射の効果は刺入位置、角度、深さ、薬液量などで変わるため、診察の上で最適な治療法を選択します。

    こむら返り(足が攣る場合)

    • 治療内容
    トリガーポイント注射を行います。

    当院の注射治療へのこだわり

    1. 使用する針の太さ

    • ヒアルロン酸注射
    当院では、痛みを軽減するために**25G(0.5mm)**の針を使用しています(他院では一般的に23G(0.6mm)を使用)。
    • 腰などの注射
    より細い**27G(0.4mm)**の針を使用。必要に応じて長さ38mm(通常は20~25mm)の針を用いることで、仙腸関節や深部への注射も可能にしています。

    2. 痛みを最小限に抑える工夫

    • 細い針を使用し、痛みを感じやすい表皮・真皮層を素早く貫く技術を徹底しています。
    • 薬液注入時の速度を調整し、患者さまの負担を軽減するよう努めています。

    注射治療は、症状や疾患に応じて最適な方法を選択することが重要です。当院では、これまで培った技術と経験を活かし、患者さまにとって最善の治療を提供いたします。どのような治療が適しているかは、診察時にしっかりと判断し、ご説明いたします。